感覚統合とサッカープログラム⚽
みなさんこんにちは!
感覚統合とサッカープログラムについて
感覚統合は、私たちが日常生活で経験する様々な感覚情報を脳が整理し、適切に反応するための重要な機能です。このプロセスは、子どもの発達段階で極めて重要であり、学習、行動、社会的な相互作用に大きな影響を与えます。
感覚統合は、感覚情報を適切に処理し、それを基に身体の動きを調整します。また視覚、聴覚、触覚、前庭覚、固有覚などの様々な感覚を統合して動作や行動を適応させます。サッカーはこれらの感覚を統合する能力を養うのに非常に効果的なスポーツです。以下は、感覚統合とサッカーの関係性について詳しく説明します。
1.多様な感覚刺激の提供
サッカーは視覚、聴覚、触覚、前庭覚、固有覚などの多様な感覚を同時に刺激する活動です。これにより、感覚情報を統合して処理する能力が向上します。
2.視覚と運動の連携
視覚情報の処理
ボールの位置、チームメイトや相手の動き、ゴールの位置など、視覚情報を素早く処理し、適切な動作を選択します。
運動の調整
視覚情報に基づいて、身体の動きを迅速かつ正確に調整する必要があります。
3.聴覚の利用
指示や音の認識
コーチやチームメイトの指示を聞き取り、それに基づいて動作を調整します。また、ボールの音や周囲の環境音も感覚統合に重要です。
反応の速さ
聴覚情報に素早く反応することで、プレーの流れに即応できる能力が養われます。
4.触覚とボディコントロール
ボールの感触
足や体に触れるボールの感触を感じ取り、適切な力加減や動作を行います。
身体接触
相手選手との接触を通じて、身体の位置や力の加減を調整する能力が向上します。
5.前庭覚の強化
バランスと方向感覚
ドリブルやシュート時の体のバランスや方向感覚を保つために、前庭覚が重要な役割を果たします。
動的なバランス調整
常に動いている状態でバランスを保つため、前庭覚が強化されます。
6.固有覚の向上
筋肉と関節の感覚
ボールを蹴る際の力の加減や動作の調整に固有覚が関与します。
身体の位置感覚
身体の各部位の位置や動きを正確に感じ取り、適切な動作を実行する能力が養われます。
7.総合的な感覚統合の実現
感覚情報の統合
上記の各感覚を統合して、迅速かつ正確な動作を実行します。サッカーを通じて感覚統合能力が総合的に向上します。
適応力の向上
瞬時に状況を判断し、それに基づいて動作を適応させる能力が強化されます。
8. 社会的および心理的効果
チームワークとコミュニケーション
チームメイトとの協力やコミュニケーションを通じて、社会的も向上します。
自信と自己評価
プレーの成功体験が自己評価を高め、心理的な安定性につながります。
9. 発達障害児への特別な効果
特定の感覚の刺激
発達障害児が苦手とする特定の感覚(例:前庭覚や固有覚)を刺激し、その発達を促進します。
個別の支援と指導
専門家の指導のもとで、個別のニーズに応じた練習やサポートが提供されることで、感覚統合の能力がさらに向上します。
サッカーは、多様な感覚を統合することを必要とする複雑なスポーツであり、感覚統合能力を向上させるのに非常に適しています。発達障害児にとっても、適切な指導とサポートのもとでサッカーを行うことで、感覚統合能力の向上が期待できます。
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