発達障害児がボールを使った遊びが苦手な理由!?
みなさんこんにちは!
発達障害児がボールを使った遊びが苦手な理由!?
発達障害児がボールを使った遊びが苦手な理由には、以下のような感覚的・認知的な要因が関係しています。
1.固有覚の課題
身体の位置や動きの把握の困難
固有覚(プロプリオセプション)が十分に発達していないと、自分の体が空間の中でどのように動いているのかを正確に把握できず、ボールをキャッチする、蹴る、投げるといった動作がうまくできないことがあります。
2. 前庭覚の問題
バランス感覚と運動の調整
前庭覚が十分に発達していないと、バランスを取ったり、体の位置を適切に調整するのが難しくなります。その結果、ボールを受け取る、ボールを追いかけるといった動作がスムーズに行えないことがあります。
3. 視覚と運動の協調(視覚運動協調)の難しさ
視覚情報の処理
発達障害児の中には、視覚情報を処理する能力に課題を抱える子供がいます。ボールがどこから来るか、どのタイミングでキャッチやキックをするべきかを判断するのが難しく、結果としてボール遊びが難しく感じられます。
4. 注意力の問題
集中力と持続力の低下
注意欠如・多動症(ADHD)を伴う発達障害児の場合、集中力を長時間維持することが難しいため、ボールの動きに対する集中が続かず、遊びがうまくいかないことがあります。
5. 社会的スキルの課題
チームプレイの理解
ボール遊びはしばしば他の子供たちとの共同作業が求められます。自閉スペクトラム症(ASD)を持つ子供は、他者とのコミュニケーションや協力が難しいことがあり、ルールの理解や順番を待つといった場面で困難を感じることがあります。
6. 感覚過敏や感覚鈍麻
ボールに対する反応
感覚過敏の子供は、ボールが当たった時の痛みや音に過敏に反応してしまうことがあります。また、感覚鈍麻の子供は、ボールが体に当たってもあまり反応せず、動作が遅れたりします。
7. 運動計画の困難
運動の順序やタイミング
発達障害児は、運動の計画や動作の順序を考えるのが難しい場合があります。これにより、ボールを受け取る、投げる、蹴るなどの動作がスムーズに行えず、結果としてボール遊びが難しくなります。
発達障害児がボールを使った遊びが苦手なのは、固有覚や前庭覚の未発達、視覚と運動の協調の難しさ、注意力の問題、感覚の過敏性や鈍麻など、さまざまな感覚的・認知的な要因が関係しています。これらの要因により、ボール遊びの動作やルールを理解し、実行することが難しくなります。適切な支援や段階的な練習を通じて、こうした課題を克服し、楽しんで遊べるようにすることが可能です。
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