なぜ前庭覚が重要なのか!?
みなさんこんにちは!
なぜ前庭覚が重要なのか!?
前庭覚(ぜんていかく、Vestibular Sense)は、身体のバランスや空間における位置を感知するための感覚です。耳の奥にある前庭器官(内耳)から情報を得ています。この感覚は、身体の姿勢や運動、バランスを調整するために非常に重要です。以下に、前庭覚の重要性について説明します。
1.バランスと姿勢の維持
前庭覚は、身体が空間でどのように配置されているか、例えば傾いている、回転している、まっすぐ立っているなどを感じ取る感覚です。この感覚があることで、私たちはまっすぐ立ったり、歩いたり、座ったりする際にバランスを保つことができます。
2.運動の調整と協調
前庭覚は、身体の各部分がどのように動いているかを感じ取る能力に影響します。このため、歩く、走る、ジャンプする、回転するなどの動作をスムーズに行うために不可欠です。前庭覚が正しく機能していると、動作がスムーズで効率的になり、協調性のある動きが可能になります。
3.空間認識と方向感覚
前庭覚は、身体がどの方向に向いているか、また動いている方向がどちらかを認識する能力に関与します。このため、迷子にならずに目的地に向かう、スポーツでボールの位置を把握するなど、空間内での自己の位置を理解する能力が向上します。
4.注意力と集中力の維持
前庭覚は、注意力や集中力にも影響を与えます。適切な前庭刺激を受けると、脳の興奮度が適度に保たれ、過剰な刺激や不足している状態が解消されることで、学習や他の活動に集中しやすくなります。
5.情緒と行動の安定
前庭覚のバランスが崩れると、子供が落ち着きなくなったり、感情のコントロールが難しくなったりすることがあります。安定した前庭覚は、情緒の安定にも寄与し、ストレスや不安を軽減する効果があります。
前庭覚が正しく機能しない場合の影響
前庭覚がうまく機能しないと、以下のような問題が生じることがあります。
バランスの問題
よく転ぶ、姿勢が不安定になるなどの問題が発生します。
動作のぎこちなさ
協調運動がうまくいかず、動作がぎこちなくなります。
方向感覚の混乱
自分がどの方向に向かっているかがわからなくなったり、迷いやすくなったりします。
注意欠陥・多動性
注意力の低下や、じっとしていられない多動性の行動が見られることがあります。
前庭覚は、バランスや姿勢の維持、運動の調整、空間認識、注意力の維持、情緒の安定など、さまざまな面で私たちの日常生活において不可欠な役割を果たします。特に子供の発達においては、これらの能力がうまく機能することで、健全な身体的・認知的発達が促されます。前庭覚が適切に発達するように、バランスをとる遊びや運動を取り入れることが重要です。
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